トモエブログ

きぐるみハードコア

スター☆コンチェルトのイベントに参加した話。あとキンプリとか

皆さん、スター☆コンチェルトというドラマは知っていますか。

プリティーリズム12歳。、最近ではプリキュアなどでもおなじみの坪田文さんが原案・シリーズ構成を務められているメーテレ製作のドラマです。

 

2017年の1月9日に放送開始。

スターを目指す8人の男の子たちが寮生活をするドラマですが、主な特色としては、主人公であるマネージャーの「私」に、登場人物の男の子達が画面のこちら側へ話しかけてくれたり、壁ドン等のアクションをされたり、「私」の台詞が画面の下部へ表示されたり……といったものがあります。

 

1月9日といえば、そのちょうど一年前の2016年、プリティーリズムシリーズ最新作、キンプリことキングオブプリズムバイプリティーリズムが公開された日でもあります。

 

劇場版プリパラルート4において好評だった、登場人物が画面の”こちら側”へアクションを起こす演出。更にそれを発展させたプリズムアフレコ。そして若きプリズムスタァ達による寮生活……。

 

似ていますよね。

 

もっと言えば、スター☆コンチェルトの冒頭では事故的に「私」が男の子に地面に押し倒されるシーンが入りますし、男の子同士がお風呂でコミュニケーションを取ったりもします。

キングオブプリズムバイプリティーリズムでの感想で、お風呂シーンを「女性へのサービスシーン」と言っているものもありましたが、あのシーンは、寮生活におけるお風呂というものは人間関係上とても大切なものだという菱田かんとくの思いが篭っているんですよね。(でも、菱田かんとくの発言を色々と辿っていると、あのシーンは、菱田かんとくが「脱がせたら綺麗」だと思う好きなメスっぽい男の子達を脱がせてペニスを突きつけてみせたマスターベイションを見せられているのでは?と思う事もあります。どちらにせよ、女性へのサービスシーンではありませんね)。

スター☆コンチェルトにおいても、お風呂というものが登場人物同士の関係をより深いものにする装置として機能しています。ただ、大浴場というわけではなくて、家庭用の狭い浴槽に二人で入っていたりするので、そのシーンは画としてちょっとおかしかったり(ダブルミーニング)します。いや、ぼくは好きですけどね、狭い浴槽に一緒に入ってコミュニケーションを取る演出……というか画が。スター☆コンチェルトと仮面ライダーキバでしか観た事がありませんけど。

 

そんなこんなで共通点を挙げればキリが無いんですけど、スター☆コンチェルトというドラマは、坪田さんからの菱田かんとくへのアンサー作品なんじゃないかと感じるわけです。

 

まあそんな訳で、ぼくは彼女と一緒にスター☆コンチェルトを観ているんですが、3/12(日)、東別院で行われたスター☆コンチェルトのイベントに参加をしました。

(前日に坪田さんが伊勢神宮の方へいらっしゃっていたのでもしかして、特別ゲストとして登壇されるのでは??と思っていましたが、そんな事は無かったです。)

 

正直、会場に着くまでは不安でした。

あらかじめ彼女に二枚分確保しておいて貰ったハイタッチ券の発行ナンバーが、発表があってしばらくしてから発行されたにも関わらずNo.4とNo.5で、「いや、これ当日人ゼンゼン居ないんじゃないか……」という心配もしました。二週目にキングオブプリズムバイプリティーリズムを観に行った時の「えっ!?日曜なのに人が居ない!?」という記憶も蘇りました(最初に観に行った時は舞台挨拶があったので人が居ました)が、杞憂でした。会場に着いた瞬間、「エっ?人が沢山いる?!」と思いました。というか、普通に人気じゃないか……?!

というか、男が居なくないかっ??

(ぼくの他にはプリティーシリーズファンの方が一人居ただけでした)

まあ、そういうものか。

 

 

そんなこんなで、ぼくが参加するハイタッチ会の時間になり、スタッフの方から声をかけられました。

なんだか周りの人達が先頭に行くのをためらっているような雰囲気。「ほら行こう」と言う彼女に付いていくと、ちょっと、ぼくら先頭じゃないか!

いや、ぼくいわゆる接触イベントといえば、Prizmmy☆プリズム☆メイツちゃん以外参加した事が無いし、勝手がわからない!そもそも、「ぼく」がこんな前に居たらちょっとヘンじゃないか?あと、すごくドキドキする。そんなこんなでハラハラしていたら、彼女から「私先頭はちょっと……」と言われる。ええ?!ぼく先頭?スター☆コンチェルトのひとたちと、D4Uのひとたちが登場する。うわぁドキドキ。「先頭の方どうぞ」というスタッフの方の声。先頭はぼくなのでおずおずと歩き始める。

ずみーちゃん達の握手会の時は、とても何を話そうか会話に困ったりもしたけど、ハイタッチ会はすごくテンポが良く進むのと、緊張と恥ずかしくて目を合わせられなかったのであっという間に終わってしまった。何も言わないと冷やかしだと思われるのでは?と思い、ヒロキ役の方に「いつも見てます……」と言ったら、「ありがとうございます!」と弾けるような笑顔。

ワッ!

ウワーッ!

後光が見える!

ぼく、生身のアイドル(偶像という意味で)の人を見るのが怖いと思っていて、その理由が、「うなじにニキビが見えたらどうしよう」というもの(魍魎の匣の頼子ちゃんのように)なんですが、この時目があったヒロキ役の猪野広樹さんは、本当にオーラ?、というかめちゃめちゃ輝いていて、もうドキィンとしました。言い忘れていましたけど、ぼく、スター☆コンチェルトではヒロキくんが好きです。

いや、女性のアイドルの場合は、言うなれば「女の子」「少女性」という偶像性の高い聖的要素を持っているわけじゃないですか、それが、ぼくと同じ男でこんなに華々しいっていうのはどういう事なんだろうと思いましたね。

 

女性のアイドルといえば、その後、トークイベントまで時間があったので、東別院のお寺の敷地内で行われていたおとめボタンというアイドルのステージを観に行きました。リハを観ていた段階では「大丈夫なのかな……」と思っていましたが、実際に見てみたらアイドルとしてしっかりしていて良かったです。

それと、通りすがりと思しき小さな女の子が踊っていたのが印象的でした。プリパラやアイカツ!も放送している今という時には、小さな女の子の目には、生身の女の子のステージというものはとても楽しいものとして映るんだろうなと思いました。女の子向けに、実写でのアイドルモノというものも成立するのではないかなと思ったりもしました。

 

閑話休題

 

五千円以上物販にお金を落とさなかったぼく達は、後方の立見席でトークショーを観ました。

連日の酷使(前日夜には劇場版プリパラみ~んなでかがやけ!キラリン☆スターライブで使いました)によりキングブレードの電池は消耗しきり、白相当色は黄ばみに黄ばんでいましたが、ヒロキ推しのぼくが灯す赤色は赤いままで、周推しの彼女が灯す青色も青いままでした。

トークショーは全体的に楽しい雰囲気で、途中で、名古屋では未放送回の9話の上映会が行われました。

「まだ放送していないので明日まで内容はSNSに書かないでくださいね!」

というような事が言われたけど、東京では放送しているのでは……??と思ったりもしました。

 

そんなこんなで、生コメンタリー付きの上映会は、とても楽しいものでした。

会場のみんなで、何が行われるか分からない映像の内容に「きゃー」となったり笑ったり光る棒を振ったり、そんな黄色い雰囲気に、初期のキングオブプリズムバイプリティーリズム応援上映の様子を思い出しました。握手シーンで、実際に画面に向かって握手してる人も居たし、あと、内容も良かった!

(上映中、ヒロキ役の方と周役の方がいちゃいちゃし始めて、「百合営業……!」と思ったりもしました)

 

トークショーの内容は長いのでというよりこの文章自体が長くなったので割愛!

 

スター☆コンチェルトはhuluで配信中!

www.hulu.jp

 

おわり!