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【感想メモ:映画】リズと青い鳥

※個人の感想のメモです

響け!ユーフォニアムシリーズ原作の内容に言及しています

 

この一週間で、リズと青い鳥を観に行こうとする夢を2回もみてしまった。

架空の舞台挨拶に行く夢(名古屋では舞台挨拶がなかった!)と、ネットでチケットを予約する夢。 

 

けっこう長い間、映画「リズと青い鳥」の事を、響け!ユーフォニアム第二楽章の映像化ではなくて、響け!ユーフォニアム第二楽章の劇中劇的な映画なのかと思っていた。

 

原作が好きなのに加え、山田尚子かんとくのファンでもあるので、「第二楽章の内容が一本の映画で終わってしまうのか」という思いと「『山田尚子かんとくの映画』が観たいな」という思いを抱いていた。

けれど結果的に、リズと青い鳥は「リズと青い鳥」であって、響け!ユーフォニアム第二楽章の映像化ではなかったし、原作モノの映画というよりも「山田尚子かんとくの映画」という色が強い作品となっていて良かった。

個人的に、原作付き作品を映像化するにあたって「原作そのまま」に映像にした作品よりも、映像媒体に併せてアレンジが加えられた作品の方が好きなので、原作小説のみぞれと希美パートの料理の仕方としては好きだった。

更に個人的な好みを言うなら、もう少しざらついた感覚というか、人間関係の厭な部分をもう少しみせてくれたらもっと好みだったかなと思う。思っていた(あるいは期待していた)よりも、とても口当たりの良い爽やかな作品に仕上がっていた。

 

本編とは関係のない話になるけれど、コラボグッズの一つに、ポップコーンセットというものがあるけれど、ぼくは映画館でポップコーンを食べる人間をxxxxだと思っている。

 

公式が売っているものだし、映画館がそれで潤うのだから、という言い分は置いておいて、隣で静かに映画を観ている人間の隣で音もにおいも発するポップコーンをばりぼり喰うのかよとも思うし、販売する側に対しても、長い間続いてきた慣習なのだからという程度の意識でポップコーンを販売し続ける意味というものを考えて欲しい。何が言いたいのかといえば、この映画はポップコーン片手に観る映画ではないのに安易にコラボグッズ化してしまう慣れの意識とかは置いておいてこれはぼくの隣でポップコーン片手に映画を観ていた客がとても不快だったという個人的な話です。

 

本編で気になった部分としては、みぞれちゃんが練習している部分が少なかった所か(映画単体で見た時にはどうでも良いかもしれないし、原作と映画とは別だとも言えるかもしれない)。練習してる時間よりも、フグと戯れている時間の方が多いのでは……? 鎧塚みぞれちゃんは練習おばけで、誰よりも早く部室に来て誰よりも練習しているし、それを当たり前のようにこなしているから演奏が上手いし、希美ちゃんは結局の所それが出来ないから演奏面でみぞれちゃんと差が出来ているわけだけれど、「リズと青い鳥」でのみぞれちゃんはあまり練習しているように見えないため、その実力も「才能」という便利な言葉で説明出来てしまえそうな感じがしてしまう(鑑賞後に読んだ山田かんとくのインタビューからも、そのような印象を覚えた)。

才能が違うから実力が違う、よりも、究極の所で努力が出来るか出来ないか(それも才能か)の部分で実力に差が出来る方が残酷だと思っているので、その部分は描いて欲しかったかなと思った。

 

冒頭、希美ちゃんが来る前に日曜早朝の学校に来ていた生徒は何者だよ……!と少し思った。登校シーンに始まり、下校シーンで終わる構成は綺麗だなと思った。

 

夏紀せんぱいのキャラデザが好みすぎてとてもドキドキした。

夏紀せんぱいといえば、演奏シーンに夏紀せんぱい(というかユーフォ組)が一切映っていなかった(探せなかった)のは、やっぱり第二楽章本編映像化への布石なのかなと思った。それと低音パートといえば、「大好きのハグ~」って、おい!低音パート!そこ!!一時停止!よく見えなかったから!ストップ!

そういえば、アサダニッキさんのツイートで「映画響け!ユーフォニアム」がCOMING SOONとなっていたけれど、公式発表って無い……よね?探しても見つからないけれど(ぼくの見落としだとしたら教えて下さい)。

ひょっとして、 ED後に「ユーフォ第二楽章映画」の告知があるんじゃないかなと少し思った。

原作の盛り上がり所でもあるみぞれちゃんの覚醒シーンは、エモくなって涙が溢れてしまった。原作では、みぞれちゃんの演奏の凄さに崩れてしまう演奏シーンをしっかりとした演奏シーンに変更して感情をブチ込んでくるのは映画化にあたってのとても良い改変だなと思った。

ハッピーアイスクリーム!で筋肉少女帯を聴きたい気持ちになったので、今は特撮の5年後の世界を聴きながらこの文章を書いています。