※個人の感想のメモです
プリパラ&アイドルタイムプリパラの終了から一か月強。
アイドルタイムプリパラの終盤の展開が好みでなさすぎて、この二ヶ月間ほど、「ぼくはプリパラを好きだったのか……? 単にプリティーリズムと同一シリーズという事だけでプリパラを好きだと思い込んでいただけだったのではないのか? ぼくはプリパラの何が好きだったんだ……?」と、考える事が多かったのが正直な所だった。
そんなこんなしているうちに機動戦士ガンダムシリーズの新作発表の内容(宇宙世紀穴埋め発表会)に呆れ返ってしまい、そのとばっちりで、「そもそもプリティーシリーズってくくりは何なんだ??」というような事まで考えてしまう始末。
そういうわけで、あまり高くないモチベーションで劇場版 プリパラ&キラッとプリ☆チャン ~きらきらメモリアルライブ~(オーロラドリームのコース)」を観に行った。
ぼくは、子供向け番組として作られた作品を楽しむ時にその作品の事を実際に子供が楽しんでいるかどうかについてどうでも良いと思っているけれど、それにしても、公開二日目だというのにも関わらず、子供の数が数えるほどしかいなかったのは心配になった。
上映が始まって、前半部分は、正直言って退屈に感じた。
見せられたライブ映像も、劇中の文脈が乗っけられた映像というよりは、淡々とノルマのようにライブを見せられている心地がした。
久しぶりに動いて喋っている真中らぁらちゃんの姿を見て、少しも心が弾まない自分が居る事にも気づいた。
これは、他ルートは別に観なくても良いかなと思いつつ、映像は分岐シーンへ。
「あれっ?! ちょっと、気合の入れ方、いきなり違くないっ?!」
オーロラドリームの分岐ルートに入った瞬間、劇中の物語が乗せられたライブ映像が眼の前に繰り広げられ始めた事に驚いた。あいらちゃんからりずむちゃん、りずむちゃんからみおんさまへ、流れるようなバトンタッチが気持ちが良い。そしてマーズ!ああっ、マーズ……!!エモ!エモーショナルっ……!!
そこから、アロマゲドンへの繋ぎ! ああっ、あろまちゃんすき……みかんちゃんすき……ああっ……アロマゲドンすきっ……すきっ……あろみかすきっ……。
間奏を挟、ああっ、ガァルル! ガァルルとの、ガァルマゲドン結成シーンの映像を、ここで挿入するのはずるいでしょ! 感情! 感情! ビックリギョーテン?! おっけー!
ちゃ~ちゃ~らちゃちゃららっちゃ~~♪
あぁ~っ、ガァルマゲドンすきっ……ガァルマゲドンとは別枠でアロマゲドンもすき……。
おっ、あっ、ノンシュガー来た! ノンシュガー!(予習しておらず)あぁ~っ、ノンシュガーすきっ……ちりしゃんすきっ……ノンシュガーすきっ……ちりしゃんすきっ……すきすきっ……。妹! 妹の話をしている。ノンシュガーすきっ……もっとかつやつして(この辺りで、涙が出てきた)。
はぁ、はぁ。
これは本当に悪い感想だけれども、プリズムツアーの時のメイクイット使い回しライブが来た時、「使い回しかよ! 新曲ライブ無いのかよ!」と思いつつ、いや、でもやっぱこの3D舞台セット、プリティーリズム各作品の要素を組み合わせた良い舞台だよなぁ……と思っていた所で、萌黄えもちゃんが「うわ~っすっごいえも~い!」と素朴な感想を漏らした時に、「ああっ?! お前ちゃんとプリティーリズム観てんのかよっ?!!」と思ってしまった。こういうのは、本当に良くないと思うので反省している(勝手に)。えもちゃんごめんなさい。
それはそうと、萌黄えもちゃんの、テレビでは未公開のソロライブがみられるぞ! やったー!
……って、エッ? ……?
いやいやいや。
はぁっ……???
萌黄えもちゃんのライブ、えっちすぎではありませんか……?
Iwaraの世界に迷い込んでしまったかと思うくらいにあ~っ、これは、これはいけない~~! と、ドキドキしっぱなしだった。
「すきっ♡ すきっ♡ せんさーっ♡」
はぁ……っ。
「すきっ♡ すきっ♡ せんさーっ♡」
うッ! うううぅっ~~……。
ううぅぅ~~っ……えもちゃん……えもちゃんすきっ……。
エッ、こんな映像、日曜の朝から流しても大丈夫なんですか!?
はぁ……はぁ……。
作品全体としては作り手側の熱意は伝わるとはいえ、やっぱり新規素材が少なすぎるのが気になった。
前半は退屈だったけれど、中盤以降の流れが良かったので、DMFとRLのルートも観に行こうと思った。