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【感想メモ:アニメ】HUGっと!プリキュア8話

菱田かんとくの絵コンテ回という事で前々から楽しみにしていた回だけれど、絵コンテよりも、シナリオ面で、あっ、この作品、ぼくがコロっとイっちゃうやつかも……という部分が見えてきてわくわくとしてきた。

 

今回の敵組織が「時間の制止」をもくろむ組織だという事が、一話からずっと気になっていた。

そして、敵のもくろむ「時間の制止」という概念が、単に作品世界の崩壊を意味するものにとどまらず、「素晴らしい時間よ過ぎ去らないでくれ」という大人の願いと共に発せられたら、ぼくに刺さりまくっちゃうだろうな……と、そんな事をずっと思っていた。

ぼくはプリティーリズムDMFというアニメが好きで、特に好きなのが、作中では悪役にあたる阿世知欽太郎というキャラクター。才能に溢れながらも自分の価値が認められない事に絶望し、過去の美しい思い出に浸り、時間の制止を願う阿世知欽太郎に感情移入をしまくってしまう。そしてそんな欽太郎がかつて見たかったものを、作中でひたすらに「現在」を必死に主人公の上葉みあちゃん達が見せつけるというのはね、もう、素晴らしい!(早口)

そんなこんなで、HUGっと!プリキュアの中に阿世知欽太郎要素が出てきたらまずいな……コロっとイっちゃうな……と思っていた。

そして今回、

「明日なんて来なければ良いのに……」

とタソガレるパップルさんを見て、これは、おおっ、明日なんて来なければ良い大人では……!と、身を乗り出した(本当に身を乗り出してはいない)。そもそもパップルさんというキャラクター自体が、バブル時代という「あの素晴らしい時間」という文脈を背負っているかもしれない。

 

そして終盤に出てきた中田譲治声で話しそうな謎のおじさんが語る、

「美しい物語」……「永遠」……「続かない」……。

まずい、これは、ぼくがコロっとイきかけそうなワードが沢山でてきたぞっ……と思った。ぼくは、永遠(時間の観念から離れたもの)と永久(とても長い時間)ははてしなく距離の離れたものだと思っていて、でも、永久に永遠性を求めたりする人間の物語とかが好きだったりする。

 

菱田かんとくの絵コンテは、思っていたよりもクセが少なかった。

出た!画面分割のやつ!

出た!壁にもたれかかり腕組み男!

出た!歩道橋の上!

戦闘シーンで、もっとグッとくるものが欲しかった。

最後のアンリくんの仕草が面白くて笑ってしまった。

 

高校の体育教師がスケートの指導をしているのかよ!と思った。

それと、序盤でアンリくんを見るさあやちゃんの表情が虚無じみていて笑ってしまった。アンリくんの声は、もっとねちっこいかんじの声の方が良かったなと思った。