トモエブログ

きぐるみハードコア

シン・ウルトラマンを観ました

ぼくはウルトラマンに対してはそこまで思い入れが深い方ではなく、幼少時の視聴を別にして、完走したウルトラマン作品は、「ウルトラマン」と「ウルトラマンZ」のみという人間です。

どちらかといえば庵野監督の作品への思い入れ(憎悪含む)の方が多かったのですが、この、「多かった」というのも過去形で、シン・エヴァンゲリオンとその後のドキュメンタリー番組を見て、庵野監督に対する愛憎混濁の思い入れは吹き飛んでしまったというのが正直な所です。

けれどもこうしてシン・ウルトラマンを初日に観に行くという行動を取ったのは、ぼく自身がインターネット中毒者であるが故に、「シン・ウルトラマン公開後のインターネット世界を、シン・ウルトラマンを未鑑賞の上で過ごしたくないという」不純な動機故です。

 

そんなわけで、シン・ウルトラマンを観ました。

普通くらいに楽しかったです。

普通くらいに楽しかったですが、普通にリメイク元作品である「ウルトラマン」の方が楽しかったし面白かったなというのが正直な所でした。

初代作品のコア要素を平成後期日本にリバイバルさせた作品である「シンゴジラ」と違って、本作が初代作品の要素要素を組み合わせたリメイク作品としての要素が強いからこそ、そう思うのかもしれません。

あと、セリフ回しがキツ~~~っ、このクドいカットの連続キツ~~~~っ、オタク!!!!!という気持ちもありましたが、普通くらいに楽しかったです。

あと、序盤あたりのドリルを受け止めるウルトラマンが性的だと思いました。

 

それと、「三体」を読んで以来、ぼくの中には「高度な地球外文明に人類丸ごとめちゃめちゃにされたい」という欲求があり、日々高まっているので、ぼくはゼットン空想科学読本的一兆度ファイアで太陽系ごと燃やし尽くされたいなと思いました。

 

おわり。