トモエブログ

きぐるみハードコア

【近況】夢で恋した男の人の話(あるいは、ぼく自身の性・欲についての悩みの話)

※この記事には、ストレートに性欲についての話が含まれています。

 

この記事では、ぼく自身の性欲が、最近高まりつつあり、その事について悩みつつある、という状況について記します。

 

女性ホルモン剤の服用を始めて以降、「男性的性欲が消し飛んだ」というような事を、これまでインターネットで度々していました。

 

tomoekixx.hatenablog.com

 

それは、まあその通りなのですが、消し飛んだ性欲について、毎回毎回、わざわざ「男性的性欲」と表現している通りで、「男性的性欲」ではないものは別に消し飛んではいない、という意味でもあります。

 

(実は元々、女ホル服用を行う前から、射精欲求自体については、かなり薄まりつつありました。その理由としては、催眠音声でドハマリした時など、一時間以上にわたって断続的にドライでオーガニズムに達し続けるというような経験をしたり、乳首開発音声を聴き始めたら一瞬でコツを掴んで一瞬でオーガニズムに達する事が出来るようになったりした結果、「射精は雑魚、ドライが最強(対立煽り厨)」というような価値観を持つに至ったからでもあります。)

 

で、ぼく自身の性欲が、最近高まりつつある、という状態がどういう状態を指すかと言えば、オブラートに包まずに言ってしまうのなら、「男性と性的な交渉を結びたい」という欲求・シグナルを、ぼくの肉体が発しており、そのシグナルが高まっている、という事です。

 

この欲求は、例えば射精欲求のように強烈なものではないのですが、「せつなさ」だとか、「もやもや」だとか、そんな、甘ったるいような心地で、精神に染み入ってくるような感覚がしています。

 

頭がふわふわとして、「恋に落ちている」ような精神に、強制的に陥らされているような状態です。

 

ぼくは元々、「愛」というものは人間の精神上の観念として信用していますが(例えば、ぼくは配偶者である江衛子さん事を愛しています)、「恋」という感情は、精神的なものというよりは肉体由来の、薄められた性欲に過ぎない精神状態に過ぎないのではないか、とずっと思い続けており、やはり、その通りだなァという感覚がしています。

 

特にこの「強制恋愛感覚」に、この二日間ほど苛まれています。

そのきっかけというのが、昨日の朝にみた夢です。

 

以下、Twitterにメモした夢の内容(一部加筆・修正)

 

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仕事にまつわる夢。その途中で、少し年上(?)で、少し身長が高くて、端正な顔をした男の人と出会う。

明るくさっぱりとした感じで、ぼくによく話しかけてくれる。

その後、自分がその人の事を目で追っている事や、その時の自分の感情に気づき、「ぼくは、この人に恋心を抱いている……!」と思う。

その後、個人的な付き合いをするようになり、その人と一緒に街(というより駅?)を歩いている。

並んで歩いていると、なんとくなく、その人の右手と、ぼくの左手が触れ合うようになる。彼の小指が、ぼくの左手に触れようとしているように感じられ、まさか……と思いながら小指を絡ませようとすると、そのようになる。

(ぼくは、酔っている時に、顔が好みの幼馴染の手を握ったりしていたら、本気で拒絶された事があるので、慎重になっている)

小指を絡ませたまま、無言で並んで歩く。そのうちに、いわゆる恋人つなぎのような形で互いの手を握り合うようになる。「男の人の手だ」、と、思っていると、彼の方から、腕を絡ませてくる。ドキリとしたのと同時に、周囲の人々の目線が気になり、恥ずかしくなるが、周囲には人が居ない。

腕を組んだまま歩いていると、彼の顔が、ぼくの顔に近づいてきた、ので、ぼくはその唇にキスをした。軽い接吻だったけれど、その感覚はとても柔らかで熱く、心臓の鼓動が高鳴っていくのを感じた。いつの間にか、映画館に着いている。ほぼ最後列の席。スーパーマリオの映画(?)を観るらしい。

ぼくは、渡されたクッション(?)に顔をうずめるようにして、彼に対して恥ずかしがってみるような仕草をしてみせる。この人と互いに好意を持ち合っているようだという事が分かり、この後どうなっちゃうの~?!という事や、映画は最前列で観たいけれど、そんな事は今言う事じゃないな、などと思う。

 

   ◇

 

目が覚める。胸が、ドキドキと鳴っていた。

 

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と、上記のような夢です。

この夢を観てから二日間。

特に夜になると、精神が、というより肉体が「恋愛状態」になる事が続いている、というハナシです。

この体験が、現実の体験であって、その対象となった人物が実在していたり、あるいは、この人物というものがフィクション上の人物で、肉体的な接触は無かったにしても、ドキリとする体験があったりした後で、肉体が「恋愛状態」になってしまえば、精神のレベルで、自分はその対象人物に対して恋をしていて、更には愛を持っているのではないか、などと勘違いの一つもするかもしれません。

しかしながら、今回のぼくにとって、その対象となる人物は夢の中の人物で、フィクション上の人物よりも更に存在が希薄な、ぼくの記憶からも姿形が消えてしまっているような、限りなく虚無に近い存在です。

そのような、「虚無」によって精神/肉体が恋に落ちている状態なので、何か、バグ技が発生しているような心地です。

 

こうして、文章を書いていると、少し落ち着いてきたような気もします、が、それも気のせいかもしれません。

 

上記で、夢の中で恋した相手の事を「虚無」と表現してしまいましたが、夢の中での体験であっても、ぼく自身の主観的な認識としては、現実での体験と変わりません。

夢の中でのキスの甘い感覚や、あわよくば、このまま深い関係に至るのではないかという欲求も本物なら、あの人と(あるいは、特に誰でもない男性と……?)もう一度キスをしたい(&あわよくば)と、今感じている欲求も、本物だ、という事です。

 

結局の所で、何を言いたいのか、まとめられませんでしたが、ひとまずは、この件で、ぼくは悩みつつある、という事です。

 

(おわり)