トモエブログ

きぐるみハードコア

【日記】女性ホルモン剤服用記録:2年2ヶ月

以前、自身の女性ホルモン剤服用に関する記事を書きましたが、それから半年ほど経ったので、経過観察的な記事を書きます。

 

tomoekixx.hatenablog.com

 

概ね継続中の状態については以前の記事に書いた通りですが、前回書いた事をまとめると、

 

・マレフェMFTとエチニラを一錠づつ服用

・男性的性欲の著しい減退

・乳房の発達

・容貌の変化(他の要因も有り?)

・生殖能力の消滅

・生身のアダルトコンテンツに対する嫌悪反応(但し、オタクのような男性が射精したり女装したりしている自撮り動画等は除く)

・メンタル面でのマイナス要素は無し。

 

といったものです。

 

前回の記事から半年と少し経ちましたが、上記については基本的には変わりありません。

変わった事といえば、毎日の薬剤服用量を半分に減らした事です。

これは何故かというと、体調を崩したり、メンタル面を崩したり、といった理由ではなく、体の変化がいよいよ大きくなってきた、というのが理由です。

一言で言えば、胸の成長がいよいよ著しくなってきた、という事です。

最近、暑いので両肩の袖をハサミでザックリと切り落としたバンドTシャツ(モービッドエンジェルとS.O.D.)を寝巻きとして着ているのですが、配偶者である江衛子さんから、広く開いた袖から胸元を見られ、「なんか、また胸大きくなってない?!」と指摘されたり、事情を知っている友人から、同様の指摘をされたりするようになりました(自分の配偶者の身体の変化を、そのくらいの反応で済ませてくれている江衛子さんには、とても感謝しています)。

そんなわけで、一応は薬の量を減らしてはいます。

一応は薬の量は減らしてはいるのですが、胸の痛みが再び強くなったりもしていました。

アニメ、「お兄ちゃんはおしまい!」で、走ると胸が痛い(乳首が擦れるので)という描写がありましたが、走ると胸が痛いのは、胸が揺れる事で、なんか、乳腺のあたりが痛むからでは……?!と思っています(が、どうなんでしょう)。

ぼくはこの数ヶ月来、夕食後には何かしらの運動を(できるだけ)する事にしているのですが、HIITトレーニングの一貫として腿上げをする時などは、明確に胸がめちゃ痛い状態が続いていました。

そんな状態が続いていましたが、今週、試しに4日ほど薬断ちをしてみたら、潮が引くように胸の痛みが引きました。

 

生殖能力については、昨年の7月以来、特に精子運動の撮影観察等はしていませんが、回復しているわけが無いだろうという事で、それ以来調べてはいません。一応、勃起機能と射精機能だけは残っている状態です。

男性的性欲については、以前よりも更に減少して、ほぼゼロといっていい状態になっています。

(ちなみに、わざわざ男性的性欲という言い方をしているのは何かといえば、端的に言ってしまえば、というか、恥ずかしいので雑な言い方をしてしまえば、「男とヤリてー!」という気持ちが強くなっている、という事です(それを「男性的でない性欲」と表現するのはどうなんだ?という自身への思いもありますが))

 

それと前回の記事で、太りやすくなったという事を書いていましたが、体重等についてはあれから絞った状態をキープしています。健康診断の時に痩せすぎと言われるくらいです(BMI20弱程度で?とも思いますが(そもそもBMI自体が指標としてどうなんだ?というハナシではありますが))

 

(健康診断といえば、今年の健康診断は過去一で結果が良かったです。

異常が出ていた数値は、裸眼視力と脂質に関する項目だけでした。

裸眼視力はどうしようも無いとして、脂質に関して何が異常だったかといえば、HDLコレステロール(所謂善玉コレステロール:基本的には多い方が良い)の数値が基準をオーバーしていた、という部分です。ぼくは、「あと百年生きる」という事を今後の人生で言い続ける事を目標としているので、このまま健康でありつづけたい……!という気持ちがあります)

そういえば少し前、アンドリュー・スティールの「AGELESS(エイジレス):「老いない」科学の最前線」という老化研究についての本を読んだのですが、どうすれば長寿でいられるか?というハナシの項目で、オチみてーな形で「女性になる」という項目が設けられていたのが面白かったです。

 

という、そんな状態です。

基本的に、個人的には女性ホルモン剤を服用してQOLが向上しているという自覚がありますが、ぼくが心身ともに人よりも健康であるという自覚がある人間なのでこのような状態にあるにすぎないだろうという気持ちが強いので、人には特に勧めません。

 

人には勧めませんが、本音としては上記の事はタテマエで、人間には自分の身体を自由に出来る権利があるので、興味があれば気軽にやってみれば良いんじゃないか、という気持ちがあります。

 

(おわり)